おすすめな小説 2008

【トラックバック企画】2009年 このファンタジーが良さげ・・・

 [鎧] Leon’s Armor Shopさん主催の【トラックバック企画】2009年 このファンタジーが良さげ・・・に参加してみようと思います。

 はじめましての参加です。……勝手がわからなくてマナー違反などありましたら申し訳ありません。よろしくお願いしますね。
 本格派ファンタジーはあまり読んでない身なので少々気がひけていますが、「ファンタジーと思ったものがファンタジー」という言葉が心の励みです。
 それでは。

 

「ソフィアの宝石」 渡海奈穂 ビーズログ文庫
 一介の庶民として育ったソフィアが思いがけず貴族の叔父に引取られて生活が激変するのですが、ソフィアの貴族らしからぬ(そりゃそうだ)奔放さに厳しくあたる従兄弟とか、女学園での(ソフィアからすれば)ぬるいいじめとか、自分と違う価値観にとまどいながらもしっかりと自分をもって行動するところが好みです。
 ソフィアを狙う組織も少しずつ見え始め王国を揺るがす謎も明かされてここから話は面白くなるんじゃん!と自分は思うんですけどねー。続きがなかなかでないのが悲しいとこです。
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4757742924 ソフィアの宝石 -乙女は、彼に誘われる- (B’s‐LOG文庫)
笛吹 りな
エンターブレイン 2008-06-16


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">ソフィアの宝石 -乙女は、降り立つ- (B’s‐LOG文庫)">ソフィアの宝石 -乙女は、謡う- (B’s‐LOG文庫)

 

「暁と黄昏の狭間」 西魚リツコ トクマノベルスEdge
 描かれている世界が広いです。運命に翻弄されるセフルが、それでも自分のできることをしよう、あこがれているギルタン・レイの助けになろうと頑張るのが好ましいです。
 物語は世界中を、地を這いずるように歩いて、あるいは騎乗で、時には生体魔法による船で空を翔けながら広がっていきます。争いと復讐は二人に追いすがり有無を言わさず引きずり回し、セフルの、そしてギルタン・レイの望む行く末がどこに辿りつくのか怖いようです。
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4198507740 暁と黄昏の狭間〈1〉竜魚の書 (トクマ・ノベルズedge)
西魚 リツコ
徳間書店 2008-02


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">暁と黄昏の狭間〈2〉薬王樹の書 (トクマ・ノベルズEdge)">暁と黄昏の狭間〈3〉角獣の書 (トクマ・ノベルズEdge)">暁と黄昏の狭間〈4〉甲蛇の書 (トクマ・ノベルズEdge)">暁と黄昏の狭間〈5〉月虎の書 (トクマ・ノベルズEdge)
過去の感想はここここ

 

「サークル・マジック」 タモラ・ピアス ルルル文庫
 4人の子供たちに1人ずつ焦点を当てながら4冊で完結しています。
 生まれ育ちや人と違った能力で魔法学校からもはみだした子供たちが、最初は角突きあわせていたのに少しずつ仲間として力を合わせて事件に立ち向かい成長していく姿が丁寧に描かれています。
 力があるからといって子供たちだけで世界が完結しているわけではなく、きちんと大人たちが導き正しているところが好きです。生活ってそーゆーもんだろうと思うんですよね。かといって説教くさいところもないし、時には突っ走る子供たちに引きずられて大人たちも影響されたり、バランスがいいんだと思います。
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4094520503 サークル・マジック―ブライアーと癒しの木 (ルルル文庫)
Tamora Pierce 西広 なつき
小学館 2008-12


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">サークル・マジック―サンドリと光の糸 (ルルル文庫)">サークル・マジック―トリスと稲妻の矢 (ルルル文庫)">サークル・マジック―ダジャと炎の絆 (ルルル文庫)
過去の感想はここここ

 

 どの作品も続きを待ち遠しく読みました。気に入って下さると嬉しいなぁ。

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10/13~10/19 ファンタジーの波が来てるか? の1

ライトノベル

「ミミズクと夜の王」 紅玉いづき 電撃文庫
 ※ 噂どおりやさしくて熱くて愛しい物語です。読みながらなんとなく、これを舞台にしたらどうだろうと考えてました。
 暗く十重二十重に影の重なる舞台の真ん中ににじむようにスポットをあびて不恰好な少女がふらふらと現れるところから話は始まるでしょう。焦点のさだまらぬようなその少女が魔物のクロちゃんと王に決して拒絶ではなくあしらわれながらの森の生活、"救出"されて記憶も失い、ある意味無垢になったときを経てすべてを思い出し、うねるような物語の本流に飲み込まれながらもすべてからひとつを選び取るようになる、その鮮やかに花開くような変容を目の前で見られたらどんなにか胸を打つことでしょうか。そして深く十重二十重に影の重なる森にそっと、物語は沈んでゆくのです。
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4840237158 ミミズクと夜の王 (電撃文庫 こ 10-1)
紅玉 いづき
メディアワークス 2007-02


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「サークル・マジック ~サンドリと光の糸~
「サークル・マジック ~トリスと稲妻の矢~
「サークル・マジック ~ダジャと炎の絆~」 タモラ・ピアス ルルル文庫

 ※ 思った以上に面白かったです。なんというか、もっと児童書ぽいかと思ってたので。
 少年少女が主人公だけれどあまり説教くさくもなく、とはいえ子供たちがまさに子供っぽくて無鉄砲だったり好奇心でしてはいけないことをしたり。決していい子ではないけれどそれぞれの過去と現在、性格や背景をきっちりと書いているのでその行動を共に楽しめます。
 子供たちが日常の中に起こる事件を通してすこしずつ変わっていくのを、彼らを導く教師と共に嬉しく見守りたいと思えます。
 それにしても勢いついて読んだのに4巻目、ブライアーの話がまだでてないのは残念でした~。
">サークル・マジック―サンドリと光の糸 (小学館ルルル文庫 ピ 1-1)">サークル・マジック~トリスと稲妻の矢 (小学館ルルル文庫 ピ 1-2)
">サークル・マジック~ダジャと炎の絆 (小学館ルルル文庫 ピ 1-3)

 

ハーレクイン

D-1202「誘惑マニュアル」 クリスティ・ゴールド
 ※ 2人ともがそれぞれの傷を抱えていて、それを一緒にいるために克服しようとするのがよかったですね。きっかけは極端だけどねーーー。
 これはスピンオフがありそうだなぁ。探すか?

 

 「サークル・マジック」が結構読み応えあったので帰宅後に読書が食い込んでしまいましてBL読んでるヒマがなかったですよ。まったく読んでないわけじゃないけど、再読で読みたいとこだけつまみ食いとかしてたので。止め時がよめないと寝る時間なくなっちゃうからねー。

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「ブラックラグーン」 虚淵玄

ノベライズ

「ブラックラグーン シェイターネ・バーディ」 ガガガ文庫 虚淵玄 原作:広江礼威
 ※ イカス。いや、いいわぁ。あちこちで評判の通りまさにブラックラグーンですよ。すばらしい。
 なにがいいって血と硝煙のドシリアスも良いけど、どっからどこまでも笑かしてくれる敵役だよね! も、もうもう、そのオチはねーだろうよ! すげーよ! ああぁ、笑い死ぬ。
 もちろん、バラライカは格好良くてどこまでも厳しくて非情で。張大哥はやっぱり格好よくて、でも思った以上に”ベイブ”だった。ロックは役に立ってんだか立ってないんだかわっかんねーなりにブレがない。(まぁそれがロックなんだろう) レヴィなんか噂でしかなかったアレを見せてくれちゃったりするしさ! おまけにベニーも(何気に好みのど真ん中なんだよね~)めずらしく活躍してるのよぉ。さすがのお手並みっすよ! ヤるときゃヤるんじゃんねぇ!
 はっはー、テンションあがりきって疲れちゃうわァ。(ほどほどにしとけよ……)
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4094510796 ブラック・ラグーン シェイターネ・バーディ (ガガガ文庫)
虚淵 玄 広江 礼威
小学館 2008-07-19

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">ブラック・ラグーン (←楽天)

 ロアナプラでは変わることなく命は軽い。安い。そして奪われるのは命だけではなく、奪うのは弾丸だけではない。(弾丸で奪われるのならまだしも本望だろうよ) 何もかも失って、失ったと絶望してなおその手に握り締めたそれは真実か? 狂気か?
 たとえば絶望の中で正気を失うことを善しとしなかったバラライカと、正気を手放すことで絶望を捨てた男。その是非を比べる意味はない。それぞれがそれぞれの選択した、ただそれだけのこと。

「ブラックラグーン シェィターネ・バーディ」 ガガガ文庫 虚淵玄 原作:広江礼威

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「暁と黄昏の狭間」西魚リツコ

 ファンタジー

「竜魚の書 暁と黄昏の狭間Ⅰ
「薬王樹の書 暁と黄昏の狭間Ⅱ
「角獣の書 暁と黄昏の狭間Ⅲ」  西魚リツコ トクマ・ノベルズEdge

 ※ 西魚リツコさんのファンタジーです。とても面白いです、と思います。
 ライトノベルというよりハイファンタジーに近い位置にある物語ですね。壮大なスケールで描かれた個性的でありながら地に足のついた世界の構築が実に素晴らしい。
 主人公のセフルは派手な性格でもなければ派手な容姿でもない女の子ですが運命というものにいつのまにか攫われて流されて行くようです。ですがぐいぐいと引きずられるような話の進む先にただ流されるだけでなく一生懸命に自分の出来ること、しなくてはならないことを考えながらいくのがいいと思うのです。
 時に判断を間違えることがあっても、セフルが出来る精一杯を頑張っているのだと思えばはらはらしながらも応援せずにいられません。
(↓楽天ブックス)
">">">
(↓アマゾン)
">竜魚の書 (TOKUMA NOVELS Edge 暁と黄昏の狭間 1)
">薬王樹の書 (TOKUMA NOVELS Edge 暁と黄昏の狭間 2)
">角獣の書 (TOKUMA NOVELS Edge 暁と黄昏の狭間 3)

 続く4巻は執筆中だそうです。はーやーくーーー。(てっきり3巻完結だと思ってたので欲求が不満してます)

 もともと西魚さんの文章はあまり読みやすくないと思いますが(失礼。でも自分がかなり西魚さん贔屓だとは自覚があります)あえて古風ないいまわしも含めてもこの物語に合っていると思います。

 

「竜魚の書 暁と黄昏の狭間Ⅰ
「薬王樹の書 暁と黄昏の狭間Ⅱ
「角獣の書 暁と黄昏の狭間Ⅲ」  西魚リツコ トクマ・ノベルズEdge

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時代小説 和田はつ子、佐伯泰英

時代小説

「笑う幽霊 余々姫夢見帖」 和田はつ子 廣済堂文庫
 ※ 余々姫がすごくいいですよ~。将軍家の末姫として育った余々姫が父の許しを得て側用人のもとでおしのびの暮らしをすることになり、夢枕に立つ亡き母の助けを借りて事件の解決をするという……はしょるとナニがなにやらですが面白いです。
 なにしろ余々姫がね、可愛いし素直だし、身分の割に奢ったところも無く好奇心旺盛で今までしたこともない料理も裁縫もがんばっちゃうし、感受性も強く事件が悲劇をあらわにするたびに心を砕く。いやもう、こんないい子で出来すぎじゃないの、とか思わないでもないですが何しろお姫様育ちなのでそれで良いような気になっちゃうんですよね。
 今月半ばには新刊もでるそうで、お転婆というわけではないけれどつつましやかでおっとりしてるだけでもない可愛い余々姫の活躍が楽しみです。
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4331612988 笑う幽霊―余々姫夢見帖 (廣済堂文庫 わ 6-1)
和田 はつ子
廣済堂出版 2007-09-14

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居眠り磐音 江戸双紙 陽炎ノ辻」
居眠り磐音 江戸双紙
 寒雷ノ坂」 
居眠り磐音 江戸双紙
 花芒ノ海」 佐伯泰英 双葉文庫
 ※ テレビ時代劇にもなりました居眠り磐音のシリーズです。うん、素直に面白いんじゃないでしょうか。好みから言えば少し、たとえは変ですが少年マンガよりな感じが微妙です。えーと、最後は力で解決しちゃうとこ? ジャンプみたいっていうかー。
 とはいえ最初はホントに青臭いというかおぼっちゃんくさかった磐音がどんどん魅力的になってくし、脇の登場人物も海千山千で、どんな身分職業の人物もきちんと自分の生き方に責任をもっているところがすごくいいと思う。磐音もこのまま力に溺れずにいければいいよねぇ。
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4575661260 陽炎ノ辻―居眠り磐音 江戸双紙 (双葉文庫)
佐伯 泰英
双葉社 2002-04

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">寒雷ノ坂―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)
">花芒ノ海―居眠り磐音江戸双紙 (双葉文庫)

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