ハーレクイン!

HQ P・マーシャル、L・エリス、S・フォックス

ハーレクイン

HS-166「貴婦人の条件」 ポーラ・マーシャル
 ※ ヒロインが苦境にたっても回りのいけ好かない連中に見下されてても(この時代、後ろ盾を持たない淑女の立場はすごく弱いのだよ)どっか前向きでくじけないのがいいです。ヒーローが契約結婚を持ちかけて来た時も影で言いたい放題してるのを聞いて「きっと思い知らせてやるわ」と決心して、もちろん見返してやるんですけど! 花開くように魅力的になるヒロインに惹かれるものの頑固でどうしても手を出せないヒーローってのは楽しいですよ。ええ。

 

HA-4「罪深き変身」 リン・エリス
 ※ この手の話の場合、最後には父親が反省して和解するものだと思ってましたが、この父親、反省はしても和解してませんよ……。あらまー。
 ヒロインは父親に認められたいあまりに遅すぎる反抗をしているのですが、根がまじめでどうにもけなげなのであまり馬鹿やってる気がしません。第一父親がああだしなぁ。
 ヒロインもヒーローも高校のころから片思いをしてるくせに気後れして目線もかわせないまま卒業して、どっちもどっちって感じです。じれったいけど素直なとこもあってわりと好き。

 

I-1856「ガラス越しの記憶」 スーザン・フォックス
 ※ 状況と気持ちがすれ違ってるだけなのであまりヒロインにひどいことにはなってません。……ってだからスーザン・フォックスに何を期待してるんですかね、自分は。
 まぁ、ようやく会えた生き別れの妹が事故で自分のことを忘れてしまう、というのは十分ひどいことではありますが。ヒロインとヒーローはぎこちないながらも少しずつふれあって寄り添うようになっていますし、ヒロインが秘密をかかえている引け目があったりするけどどこかほのぼのとした展開です。

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~3/9 HQ S・オーウィグ、L・アームストロング、E・ナイトン

ハーレクイン

D739「あなたの腕に帰りたい」 サラ・オーウィグ
 ※ 遭難ものです。中米のジャングルに墜落した飛行機に乗っていた双子の姉妹と姪たちを探すよう頼まれたマイカが見つけたのは生き延びた双子の片割れと姪たち。ところが彼女は記憶を無くしていたのだった。
 ヒロインが夫を持つ子供の母親なのか、独身の妹なのか。惹かれ合う気持はあるけれどその気持ちを確かにしないようにそらしながらジャングルから帰還します。ヒロインが記憶を取り戻すまでの葛藤と取り戻してからの二人の心の揺れがしっかり描かれていてよかったです。

 

I853「危険な恋人」 リンゼイ・アームストロング
 ※ なんというか、二人とも人の話を聞けよって感じ? 
 自分の思うままにならないことはない思ってるブラッドと彼の仕事をサポートしあしらってきたヴェリティ。どこで踏み違えたのか会話のすべてがすれ違っていくよう。ヴェリティが逃げるとブラッドが追いつめる。ヴェリティが引くとブラッドが追いつめる。ヴェリティが……。ってそればっかりじゃん。ヴェリティはブラッドが婚約を解消したばかりなのでその反動からちょっかいかけてるんじゃないかと彼を信じられないんだね。
 リンゼイのお話はなんかこう、こっちが理解できない会話が多いんだけど(主人公たちはちゃんと理解して会話してるのかなぁ?) なんでか好きなんだな。

 

HS205「復讐を誓う花嫁」 エレイン・ナイトン
 ※ いくら今までの人生が苦悩と心痛と戦いしかなかったからといって、どうして自ら危ない状況に向かうような真似ばかりするんでしょうか。このヒーローは。まったく。
 物語は息つく閑もなく進んでいきます。戦いと復讐と痛みと、敵と味方と、それから愛も。こーゆーのを読んでるときには眉間にしわ寄せて読むな、と言われちゃうんですが仕方ないんですよ。

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M・ダルトン、E・ジェンキンス

ロマンスミステリ-

「惑わされた女」 マーゴット・ダルトン MIRA文庫
 ※ どこか地味~な印象のお話でした。ロマンス風味も薄かったしね。かといって面白くないのかといえばそんなことはなく。なんというか、普通に堅実な話だったなぁ、という感じですね。
 ヒロインが、育った背景の割にというと差別かな、とてもまっとうで頑張り屋なのがいいです。誘拐事件の捜査も偏見のないようにと意識してるし、誘拐された子供のビジョンをみたという怪しげな男 ―まぁヒーローなんだが― に惹かれるところもあるけど犯人の可能性も否定できないと気持ちを抑える。だからロマンスはほとんどないも同然になってしまいましたが、刑事としては好印象です。ハーレとか、たまにお前ら仕事しろよって刑事いるからねぇ。
 それにしてもアメリカの幼児誘拐の99%は親族によるんだそうで、この事件でもそれぞれ離婚した相手の家族がやったに違いないと言い張ってるんで微妙に危機感が薄いです。もし違ったらどーすんだよ……ってちょっと思った。
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4596912076 惑わされた女
マーゴット・ダルトン 霜月 桂
ハーレクイン 2007-01


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「アンティーク鑑定士は見やぶる」 エミール・ジェンキンス ランダムハウス講談社文庫
 ※ ヒロインが何か下手なことをするんじゃないかとどきどきしちゃいました。なんでかしら。久々に読んだ素人探偵だからかなぁ、それとも事件が詐欺だからかな。
 ロマンス的には、まだまだ物足りない感じですが(期待するなってか?)お相手候補は結構沢山いるような。……ていうかハンサムが出てくるとすわ犯人かと思うのは間違ってたようなないような……。いや、ミステリの読み方としては充分間違ってるか。事件に関係するあれとか関係ないこれとかいくつか後を引いているので次を読むならもう少し素直に読みたいものです。
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4270100451 アンティーク鑑定士は見やぶる
エミール・ジェンキンス 田辺 千幸
ランダムハウス講談社 2006-06-02


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~2/14 HQ L・バンクス、A・ブラウニング、G・デボン

ハーレクイン

D1085「ひとときの恋人」 リアン・バンクス
 ※ 結構地味な印象のお話です。でもじんわり、優しいお話で私は好き~。
 夫を亡くして引きこもってしまったキャリーが少しずつ心を開いて気持ちを広げていけるようにずっとそばにいてささえてくれたブロック。ただ強引なだけではなくキャリーが人と触れあう気持ちを取り戻すのを辛抱強く誘い、手を引くように連れ歩くブロックに惹かれていくのは当然だと思う。あとはただ、その気持ちに素直に従えるかどうか。愛しい人を一度なくした怖さや、相手を思うあまりの遠慮に振り回されないように。

 

I1401「危険なシャッターチャンス」 アマンダ・ブラウニング
 ※ うーん、典型的ってーか。まぁヒーローの態度も、そりゃ悪かったけどさ。いいも悪いも、きゃんきゃん噛みついてる時点で負けまけではないでしょうか。これでどこらへんからロマンスが芽生えるのか私には理解しがたいんだが、こーゆー話は多いのだ。アメリカ人てなぁ~。仕事とロマンスとセクハラをいっしょくたにしてるように見えるが、どうかと思うよ……。
 でも面白くないわけじゃないとこが不思議よね~。たぶん、ヒロインやヒーローの気持ちがその生活や過去の背景とともにしっかり描き込まれてるからだと思うけど、をいをい、と思いながらも面白く読んじゃうんだな。

 

HS188「反抗的な花嫁」 ジョージーナ・デボン
 ※ ヒーロー、強引です。つか、まぁハーレのヒーローが強引でないほうが珍しいんだけどさ。でも、妹を盾に盗みを強要されているヒロインを見張るためだとか、信頼させて事態を解決するんだとか言い訳してますが何くれと世話をやくは、ヒロインが身分違いだと嫌がってもエスコートするは、最初の言い訳はどこにやったのよってね。だいたい、二人で(使用人とかいますけど)長旅するんで浮かれてるし。
 まぁヒロインに優しいのは悪いことじゃないんですが身分違いだから頼むから止めてくれというのに無理矢理押しつけるのは親切じゃなくて大きなお世話というのだよ、君。……なんかこー、さりげに浮かれてるとゆーか後先考えてないだろ、なとことか可愛いと言えないこともないね。態度は二人して喧々囂々なんですけどさ。
 さらには愛人になれだの、結婚してくれだのどんどんエスカレートする強引なアプローチに「愛がなくては」と必死に拒むヒロインはすでにメロメロなのです。

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~2/9 HQ M・ムーン、E・ローズ、R・アンソニー

ハーレクイン

D770「瞳の中の真実」 モディーン・ムーン 
 ※ エヴァンがアンナに出会ったとき、彼女は顔の形成手術をする日を待っているところだった。彼が買収予定の会社が引き起こした事故による怪我の治療のための。生まれつきの痣のせいで家族からも疎まれるように育ったのに心優しく美しいアンナにエヴァンは惹かれていく。
 手術のおかげで痣は消えたけれど、根強いコンプレックスがあるアンナはエヴァンがなにくれとなく世話を焼き優しくしてくれても、怪我に責任を感じているのだろうと自分の気持ちを押し殺す。頑固というのではなく、ただ人の好意が自分に向けられることを知らないアンナの気持ちを辛抱強くはげますエヴァンがいいです。とはいえ自分も家族に愛されたことがなく、だからきっと愛することはできないのだとアンナから離れようとしてたりするんで、なにやってんだかと思いますけどねえ。

 

D1136「百万ドルの秘密」 エミリー・ローズ
 ※ 年の差ものは苦手なんですが思ったほど年の差っぽく(なんだよ、それ)なかったですね。エミリーがね、苦労性でがんばりやでしっかりしてて……。パトリックは兄弟が多い中で父親に認められたいと願ってきてて、だからか未だにどこか青臭いようなところがある。ほんとに言うほど年の差なんか感じなかったですね。
 さて、エミリーはパトリックに実はあなたは本当は有名俳優の隠し子で、その遺産を受け取って欲しいのだと伝えにきたのだけれど、今の父親を慕うパトリックはそうと言われても認めようとはしない。惹かれ合う気持ちも投げ捨ててエミリーを遠ざけようとするけれど……。
 責任感が強くて素直なエミリーが好きだな。いつまでもガタガタゆってるパトリックにはもったいないかもですよ。

 

L890「蜜のように甘く」 ローラ・アンソニー
 ※ 過去の事情をみれば仕方ないところもあるとはいえ、デイジーが頑固すぎる。たしかにケイルも馬鹿だったけれど、いいわけも聞かず事情を鑑みることもなく非難するばっかりってのはねえ。ケイルが変わりたい、やり直したいと言っているのに信じようともしないし。確かに信じて失敗するのは怖いだろうけど、攻撃することで逃げている態度はちょっとどうかと思います。
 まぁ、ヒロインの欠点もいろいろと書かれているけれど、それを自覚して直そうとするところとかは評価できますね。だいたい頑ななヒロインは苦手なんですが、デイジーはそればかりでもないので案外と厭味なく読めました。時々ヒロインにむっとしたりもするけど、ね。

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~1/30 HQ H・ジェイコブズ、S・サラ、L・バンクス

ハーレクイン 

L1137「花婿の条件」 ホリー・ジェイコブズ
 ※ ヒーローのセスがなんか、かわいい。理性的に考えて結婚しようとした花嫁に逃げられちゃうくらい朴念仁で学問一筋勉強オンリーでね。それがどういうわけだかウェディングコーディネーターのデジーを助けることになったんだけれど、どうも普通と少しずれてるもんだから助けてるんだか破壊活動してるんだかの状態になっちゃう。
 それでも彼は誠実だし、わかりにくいけどユーモアもある。気持ちがデジーに向かっていても「どうしたらいいんだろう」とか考え込んじゃったりするし。なんかもー、かわいいわけなのよ。 楽しい~。

SB5「花婿に恋する日」
 「花嫁の困惑」 シャロン・サラ

 ※ いやー、ヒロインがイイ感じに気が強くて好みです☆彡 ヒーローはヒロインが特別な人になるかも、と思っただけでびびって遠ざかってしまい(ヘタレなヒーローだよ、まったく)、妊娠しちゃったヒロインに再会したときにはすっかり嫌われてしまって(当然ですねえ)結婚の説得に苦労することに。とはいえ、気持ちを決めたら母親に反対されようとどこからどこまでヒロインの味方をするのがマルです。そのへん、嫁と姑の中に挟まって右往左往するやからには見習ってほしいところですねぇ。このヒロイン、気が強すぎるという向きもあるかもしれません、が、私は好きさ~。
 ところでこの設定なら三倍くらいの量で書いてもらっても良かったなぁ。

 「プリンスの求婚」 リアン・バンクス
 ※ 「王室の精子が行方不明です……」から始まる物語。いかす。研究のために提供した王子さまの精子をうっかり体外受精に使ってしまったという出だしから、どうせもう選択の自由はないんだとぼやきつつ妊娠したヒロインに近づくヒーロー@王子様。
 あれやこれや干渉しようとする母親@女王様をなんとか躱しながらヒロインとの仲を深めていくのだがマスコミにバレてしまったので誘拐同然に本国に連れて行くことになり……。いや、ヒロインの怒ることといったら、ねぇ。当たり前だけど。
 ヒロインのおおらかで実際的で、なんというかちょっと変わった性格がかわいらしくていいなぁ。なんのかんのと文句を言いながらも王子様が惹かれていくのが納得出来るのがね。二人でチェスをしながら気持ちを深めていくエピソードが好きです。

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~1/7 HQ K・レノックス、C・グリーン

ハーレクイン

LS1066「恋は災難?」 カーラ・レノックス
 ※ 遅刻もしない計画通りに人生を歩んでいくのが幸せとか言う生真面目な二人が出会って恋をして……。寝坊して遅刻しただの、あわててミスをしただの、そんな自分がいやだから付き合うのはやめよう、とか言う。二人して。……あんたらねぇ。
 もう、実にお似合いですよ、この二人。なんというかおかしくってしょうがない。気楽に楽しめるお話です。

LS1037「愛した人は敵」(秘密を抱えた天使たち) クリスタル・グリーン
 ※ うーーん。それって障害なのか? とか思うのはスレてるからかしら~。
 所有するキャビンに勝手に入り込んでいた謎の男に恋するが、彼はヒロインに敵対する一族の隠し子で、その一族から病気の母の治療費を奪おうとやってきたのだった。で、さぁ。ヒーローもその一族に敵意を抱いてるわけだしぃ、敵の敵は味方でいいじゃん。
 だいたい、母の名誉を回復したいっていうけど、そんな腐った一族から名誉回復されても嬉しいか? そんな気持ちを利用しようと無理難題おしつけて、かわりに君の母を大切にしようとか言われて、口先だけに決まってんじゃん。そんなの、何度も言うけど嬉しいかよ? ヒロインと手を取り合って一族をズタボロにするほうが楽しそうだけどねぇ。
 ヒーローとヒロインはそれぞれの事情で時に頑ななんですが、そこらへんがきちんと書かれてるし、敵方がわかりやすいくらいばかちんなので、安心して読めます。

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~12/23 HQ L・フィールディング、S・ローレンス

ハーレクイン

I1850「いつかかなう夢」 リズ・フィールディング
 ※ 事故で車椅子の生活を余儀なくされたマティは、いとこの結婚式で花婿の友人、セパスチャンと出会う。マティの車椅子にも動じることないセバスチャンと楽しいひとときを過ごしながらもどうせすぐにいなくなるのだからと惹かれる気持ちをセーブする。
 どんなにけんつくした態度をとっても辛抱強く口説くセバスチャンがいい。逆を言えばマティは頑な過ぎる……。事情は分かるし、そりゃ怖いだろうとも思うけどひたすら顔を見るのもイヤ、な態度をとるのはあんまりだろう。ま、そんな態度を取るたびにセバスチャンに負けて一緒に出かける羽目になるわけですけどね。
 そんなわけでセパスチャンがくじけずたゆまず、ちょっぴり強引に(でもマティの気持ちを優先しながら)誘惑しているので気持ちよく読めます。

 

HS145「仮面舞踏会の夜」 ステファニー・ローレンス
 ※ 父親が亡くしたジョージアナは長くくらしていたイタリアからイギリスに戻ってきたが、頼るはずの叔父はすでに亡くなっており、残るいとこはろくでなし。しかたなく隣の領主であるオルトン子爵、ドミニクに助けを求め、彼の妹ベラのもとへと向かうことになる。
 とかなんとか、身寄りもないのでなにか仕事を見つけようとするジョージアナを説き伏せて社交界にデビューさせ、結婚相手を見つけるように言うのだがいつの間にかドミニクにかなうはずもない恋をしたジョージアナは誰に求婚されても断るばかり。
 で、美人ではないけれど印象的で自立心があってかしこいジョージアナにこちらもいつしか心惹かれたドミニクがあれこれと口説くんだけれど、「私みたいな小娘に彼が本気なはずがない」とか「遺産として残された地所が欲しいんだ」とか結婚をほのめかすたびに拒絶する始末で。いやー、頑固っていうのかなんてゆーのか。でもなんか、かわいいんだな。いいかげん納得しろよ、とは思うもののジョージアナはジョージアナなりに考えた結果で悲観的になってるわけで。なんでかってーとそれもこれも、ドミニクがイギリス紳士らしい(情熱的ではない、てこと)誘惑しかしないからだってんだから、さすがイタリア育ち。
 結構楽しく読みましたよ~。

 なんだか、意図したわけではないけど似たような話だね? 頑固すぎるヒロインは苦手な部類なんですが、この2作品は楽しかったです。不思議~。やっぱりヒーローがガーガー怒らず、諦めずに口説くのがいいのかなぁ。

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~12/16 HQ M・マクローン、E・ウィルクス、N・ヒリヤード

ハーレクイン

L1156「大富豪の誤算」 メリッサ・マクローン
 ※ 大富豪のヘンリーは友人との賭のため、破産して仕事をさがしていると偽ってエリザベスの経営する農場で1ヶ月だけ働くことになる。最初は当然のことながら農場の仕事はおろか日常生活でも失敗を繰り返すがそれでもめげない。幼い弟妹たちの生活を支えなくてはとキツイ生活に耐えてきたエリザベスは、彼女を楽しませようと気を配るヘンリーにに気持ちが明るくなっていく……。
 かわいらしくて楽しい話です。子供たちもかわいーし。エリザベスががんばりやで、がんばりすぎてくじけそうになるときに、ヘンリーが金にあかせるんじゃなくてお掃除したり、思い出深いブランコを直したり、妹たちにやさしくしたりするのがいいの。エリザベスじゃなくたって恋におちるよね?

 

D1092「年上の恋人」 アイリーン・ウィルクス
 ※ 事故を起こしたあと、助けてくれたシーリーを探し出したベンは看護の仕事をたのむことにする。真面目一方だけれど女性と真剣なつきあいはしないと思われていたベンだが、謎の多いシーリーに心惹かれていく。
 スピンオフ作品で(たぶん。読んでないけど)脇役だったらしく、ベンはヒーローとしてはめずらしく堅物で典型的な兄貴タイプである。らしくないタイプの話も好きだなぁ。
 ヒロインは超常能力を持っていてそのせいで少しかたくなだけれど、ペンは諦めるつもりもほっとくつもりもないのですよ。

 

R6「黒い星のかげで」 ネリナ・ヒリヤード
 ※ 初期のロマンスらしく、真面目でやさしいヒロインに底意地の悪い妹がいて、で婚約者を奪われた傷心のままにボスと契約結婚をすることになる、という話ですね。最初は契約だったけれど惹かれ合い本当の夫婦になる。そこに妹がやってきてヒーローを誘惑しヒロインを陥れようとする……。
 とはいえ結構素直な話だったなー。あまり非道いことにもならないし、ヒロインもヒーローもあまり変な葛藤もせずにくっついたし。ふわふわとやさしい気分で読めました。

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~11/27 HQ L・ハーター、D・シモンズ

ハーレクイン

L313「アイルランドの夜」 ローリー・ハーター
 ※ あんたら大概にしたまえ、と思うけどまぁ普通にロマンスですね~。ヒロインがなんというか、思いこみが激しいというか人の意見に左右されやすいのが欠点です。キャリアウーマンになるにはまず服装から、という本を読んでその通りにするとかね。
 で、以前振った自分のせいだと憤慨したヒーローがもとの彼女に戻そうとちょっかいを出し始めるんですが。ってだからなんなの、余計なお世話だっつーのよ。(って切り捨てたらロマンスになりません)
 確かにちょっと頑固すぎかもなヒロインですが、それにしてもヒーローはちょっと行動が軽率すぎです……。 ま、結構楽しく読みましたよ~。

HS223「侯爵は恋泥棒」 デボラ・シモンズ
 ※ この莫迦ヒロインをなんとかして~、と叫びながら(心の中で、ですよ。もちろん)読んでました。いえね、リージェンシー時代にかしこく生まれついたせいで自分を正しく評価されない、と頭の良い自分に過剰な自信をもっていて、退屈な保養地に起きた首飾りの盗難事件に首を突っ込むわけですが、その推理だって言い張ってるソレってなんか頭が良くなくてもくできると思うんだけどお?(うさんくさい話を立ち聞きしたとか、過激なことを話してた態度が不遜だとか、その程度の理由よ?) あげく内緒話を立ち聞きしようとするあまり鉢植えすっころがして騒ぎを起こしたりなんだり、ドジが過ぎるっつーかなんつーか、どこが頭が良い人間のすることですかね。そのうえ頭のいい自分を鼻にかけて平凡な家族を見下してるのがまたむかつく。あーそー。
 デボラのお話なんで、ヒロインにむかついてもお話自体はさくさく読めます。このヒロインが気にならなければ面白いんじゃないかなー。
 あと、小説だから許せないって気もする。これがマンガならこんなアホなヒロインでも単に楽しいコメディとして読めたかも。(マンガに対する許容範囲と小説に求める許容範囲は違うのよん) 

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